2011年5月24日火曜日

いまさらC#でツール作り

まさかこの歳になって、プログラミングやる事になろうとは夢にも思っていなかった。
きっかけは会社のデータベースの変更。
これまでは私が在籍している拠点のみで、独自のDB(といっても、MS-Accessで作った小規模なものだが) を運用していたのだが、この春から本社主導で全国統一のDBが立ち上がった。
最初はどんなシステムが入るのかと結構期待してたのだが、いざ蓋を開けてみたら、新DBはなんとサイボウズ・デジエ!
いや、デジエが悪いとは言わない。言わないが・・・しかしこれって一般的な日報や顧客管理には良いけれど、帳票入出力やら在庫管理やら原価計算やらと連動させて、会社独自の複雑な処理を実現するには全く向いてない。(と、思う)
しかもロクな移行テスト期間を置かず、いきなりの実戦投入と来たモンだから、現場は大混乱。
特に外部へのデータ出力がCSVしか無い、というのが致命的で、帳票印刷は苦肉の策として、CSVで書き出し→Excelで開いてテンプレートにコピペ→差し込み印刷、という実に原始的な方法を採っている。

こんなまだるっこしいやり方では、とても業務が追いつかない。

と、いう訳で、 「せめてCSVから一発プリントできるようにならんのか?」と思い立って、この歳になっていまさらツール作成を始めた次第。
PC歴はかなり長いけど、学生時代は文系一筋で、開発言語とかは全くダメな私。
それでもとりあえず、と、無料のVisualStudio 2008をインストールし、C#でシコシコとプログラミング開始した。

オブジェクト指向の理解どころか、インスタンス何それ?な状態からのスタートだったが、解らないところをGoogle検索しながら進めていくと、これが意外と何とかなる。
複雑な処理のサンプルプログラムが紹介されていたり、フリーのライブラリを公開しているサイトがあったりと、自作半分・拝借半分でどんどん作業が進んで行くのだ。

壁にブチあたる度に図書館で専門書と格闘していた昔と比べれば、文字通りに隔世の感がある。

かくして素人の悪あがきながらも、自作ツールは無事カタチとなり、本日、とりあえずVer1.0としてリリースに漕ぎつけた次第。
CSVファイルを読み込んで、指定のレイアウトで帳票出力するだけの実に簡単なものだが、 思えばこれが私にとって、初めての Windowsアプリの製作成果となった。
(MS-Accessで作ったDBは、流石に「アプリ」とは言えないから、正真正銘、今回が初めて)

しかしこうして作ってみると、プログラミングもけっこう面白いモンだね。
C#も比較的とっつき易くて気に入った。これはしばらく、ハマっちゃうかも・・・!?

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