2011年7月6日水曜日

GalaxyS2(SC-02C)バッテリー消費を押さえる基本の“キ”

う~ん、なんかGalaxyS2に限らず、スマホのバッテリー消費に悩んでいる人、多いみたいね。
特にこの夏モデルで、ガラケーから初めて乗り換えた人。
たぶん感覚的にスマホ=高性能な携帯電話だと思っているのだろうけど、実態はちょっと違う。スマホは確かに携帯電話としての機能を備えているけど、機械としての特性は、モバイルPCやPDAのそれに近い。
よって、残念ながらガラケーの常識は通用しない。

たとえばノートPCを起動させたままで持ち歩いたとして、バッテリーは何時間ぐらい保つ?
Galaxyにいろんなアプリをインストールし、WiFiやらGPSやらを稼働させたままで持ち歩くというのは、電源入れっぱのPCを持ち歩いているのと似たような状態なのだ。
だから、そもそも「無充電で2~3日使える」と考える方が間違い。哀しいけれど、それがスマホの現実だ。

(とはいえ、カタログには「待受け640時間」とか書いてあるから、誤解するのも仕方ないんだけどね。あれはあくまで「電話」のみ使用、他のアプリや機能は全部KILLし、画面もOFFにした上で放置した場合の数値と思っておいた方がいい)

そんなGalaxy S2のバッテリーを少しでも長く保たせるにはどうしたらいいか。
その基本中の基本を、以下にざっとまとめておく。


1.画面輝度は極力落とす

いかに低消費電力な有機ELディスプレイとはいえ、高輝度の表示を続ければバッテリーを大きく消耗する。
もともと視認性の高さがウリでもあるので、ここは極力輝度を落として、電力消費を抑えたいところ。実用性だけなら屋内で20%以下、屋外の日陰なら60%ぐらいでも十分なハズだ。
なお輝度のオート切り替えはあまりアテにならないので、OFFすべし。


2.使わないWiFi、Bluetooth、GPSは切る

ONにしたままだと、定期的に接続先をスキャンしてバッテリーを喰う。
使いもしないのにずっとONにしておくのは、電力をドブに捨てているようなものだ。

メニューやガジェットから簡単にON/OFFできる機能なので、基本的には常時OFF、使用時のみONぐらいの気持ちでちょうどいいかも知れない。
 
特にGPSを入れっぱにしている人が多いみたいだけど、上空のGPS衛星が見えない屋内や地下では、いくらONにしてても無駄だからね。









3.無用のサービスはKILLするか、アプリごとアンインストールする

夜、何もせず置いていただけなのに、一晩でバッテリーが10%以上減ってるという人は、一度、見えないところで無用のサービスが走ってないかを確認した方がいい。

設定 > アプリケーション > 実行中のサービス でも確認できるが、より詳細に調べるには専用のアプリを使うのがベター。私は Super Task Killer を使っているが、他にもたくさん種類はあるから、どれを使うかはお好みで。


確認し易いタスクと違い、水面下で知らないうちに妙なサービスが動作しているケースはけっこうある。
特にプリインストールアプリ関連とかね。
どれが何の機能を果たしているかを慎重に見極めた上で、無用と判断したなら、KILLするかアンインストールしてしまおう。
(この辺りはあくまで自己責任で)




4.いらないガジェットやライブ壁紙は片付ける

便利だからとついつい画面に並べてしまいがちだが、ガジェットは常駐してずっと動作し続けるので、数多く使えばそれだけ電力を消費する。
ライブ壁紙もかなりバッテリーを喰う。操作する毎に表示されるものだけに、ライブ壁紙の使用/不使用は、これだけでけっこう差が付く項目だったりする。


以上がバッテリー消耗を抑えるための基本の“キ”であり、私自身も実践していることである。
この状態でガンガン使まくって、バッテリー保ちが半日ぐらい。ゲームはせず、ネットの使用も控えめにすれば、大体1.5日ぐらいは保つと思う。


2011年7月4日月曜日

天下第一:とんこつスープリン

今回は趣向を変えて、ラーメンではなくデザート。
ご紹介するのはR163沿いに店を構える、天下第一の新メニュー。その名もずばり『トンコツスープリン』である。



豚骨スープで作ったプリンとは、いろんな意味で刺激的な一品ではあるが、現段階において製法等は全く不明。
常識的に考えるならば、スープを作る際に抽出されるコラーゲンをプリンに転用したものと推測されるが、推測はあくまで推測に過ぎないので、ここは純粋に味のみを楽しもうと思う。



外観は至って普通のプリンだが、カラメルソースがやや多目にかかっている。
まずはひとくち。
ゼラチンで固めたプッチンプリン系ではなく、洋菓子店のカスタードプリンを思わせる、舌に絡みつくような濃厚な食感。そしてカラメルの香ばしい甘味。期待していた?ようなゲテモノ感は全く無い、実に上品なデザートに仕上がっている。
もうひとくち。今度はカラメルのかかっていない所を舌に乗せる。と、プリン自体にはほとんど甘味が無いのに気がついた。そしてここでようやく、後口に微かな豚骨スープのニュアンス。ただし臭みは全く無い。塩気を抜いた乳化スープを思わせる風味が、ほんの少し後を引くような、そんな感じである。

なるほど実によく出来ている。が、よく出来過ぎて、果たしてこれをラーメン専門店で扱う意義を問いたくもなる。
いわゆる「話のネタ」として注文し、「あ、意外と美味しい!」とギャップを楽しむのが正道だろうか?
あるいは豚骨要素抜きで、夏のデザートとして素直に味わうべきか?

ゲテモノを期待して注文すれば、確実に裏切られるであろう美味しさは、その美味しさ故に我らラーメンマニア達を、余計に悶々とさせるのである。



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天下第一 古川橋店
大阪府門真市寿町21-21
06-6906-8966

とんこつスープリン \200

2011年7月3日日曜日

GalaxyS2(SC-02C)root化記念にドコモ純正アプリ「羅針盤」を入れてみた。

SC-02Cもいよいよ純正カーネルのままroot化する方法が確立されつつある様で。
私も借り物の端末で試してみたけど、随分とあっさり取れてビックリ。
とはいえやはりリスキー&法的にグレーゾーンな行為である事は間違いないので、 正直、オススメする気にはなれないけどね。「どうなってもいい」とまで断言した知人の端末ならともかく、自分の端末で試すには、正直、かなりの度胸がいる。
やるとすれば完全自己責任なので、もし文鎮化したらそれで一巻の終わりだし、そうなるとドコモよりも何よりも家計を牛耳ってる嫁さんが怖い・・・w

まぁ、それはさておき。
今回はroot化作業のついでに、ふと思いついて古いHT-03Aに入っていたドコモ純正アプリ「羅針盤」の移植?も行ってみた。
日本初のAndroid搭載機であり、そのROM焼き耐性の高さとカスタムROMの多彩さから多くの注目を浴びるも、あまりにも早いスマホの進化によって短命に終わってしまった元祖「Googleケータイ」。そんなHT-03Aを忘れないための記念、といえば聞こえはいいけど、実情は単に私がこのアプリを気に入っているからである。
(フリーでも機能別に似たようなものがあるけど、これだと1つで全部まかなえるから楽なのよ)


用意するのはrootedなSC-02Cと、adb shellを使える環境。
それから、HT-03Aからぶっこ抜いてきた、アプリの本体ファイル「DocomoCompass.apk」。
作業はこのファイルを /system/app に入れてやるだけである。
もちろん、コピー先はシステムディレクトなので、そのままでは書き込みできない。
そこでadb shellから魔法の一文。

  # mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system

いや、ゴメんなさい。
魔法でも何でもない、見たまんまのコマンドです。おおげさ言ってスンません。

・・・でもこれが本当に魔法に見えた人は、悪いこと言わないから、rootで遊ぶのは止めた方がいい。
/system 以下の書き込みを可能にする、という事は、大事なファイルを消去したり破壊したりすることも出来るってこと。
訳も分からないままイヂりまくって良い領域じゃないし、生半可に手を入れれば確実に壊れる部分でもある。
やるなら本当に自己責任、だよ?

で、これが通ったらファイルのコピー。私は元ファイルをSDカードに入れたから、コマンドとしてはこんな感じ。

  # cp /mnt/sdcard/external_sd/DocomoCompass.apk /system/app
  # reboot

端末が再起動た後、インストール済みのアプリ一覧にアイコンが出ていれば無事成功。


元々はAndroid 1.5 や 1.6で動いていたアプリだけど、 2.3搭載のSC-02Cでも問題なく動く。
入っている機能は、方位磁石、水準器、星座早見盤、それから世界各国の有名スポットまでの方位と距離が分かるツール。
最後のヤツはともかく、前3っつには、それなりに実用性はある。当時、iPhone以外をほとんど知らなかった日本人ユーザーに、「Android端末ってこんなことも出来るんだよ!」とアピールことを目的に搭載されたんだろうな、きっと。



なお、知ってる人はとっくに知ってるだろうけど、今回と同じ方法で、フォントの変更とかもできる。
Windows用のものでも何でも、使いたいフォントファイルを用意して、それを「DroidSansJapanese.ttf」とかにリネームして、/system/fontsとかに入れてやればいい。
当然ながら、元のファイルを上書きしちゃうと戻せなくなるのでやる前には/system/fontsのバックアップ必須なのは言うまでもないけれど。