私も借り物の端末で試してみたけど、随分とあっさり取れてビックリ。
とはいえやはりリスキー&法的にグレーゾーンな行為である事は間違いないので、 正直、オススメする気にはなれないけどね。「どうなってもいい」とまで断言した知人の端末ならともかく、自分の端末で試すには、正直、かなりの度胸がいる。
やるとすれば完全自己責任なので、もし文鎮化したらそれで一巻の終わりだし、そうなるとドコモよりも何よりも家計を牛耳ってる嫁さんが怖い・・・w
まぁ、それはさておき。
今回はroot化作業のついでに、ふと思いついて古いHT-03Aに入っていたドコモ純正アプリ「羅針盤」の移植?も行ってみた。
日本初のAndroid搭載機であり、そのROM焼き耐性の高さとカスタムROMの多彩さから多くの注目を浴びるも、あまりにも早いスマホの進化によって短命に終わってしまった元祖「Googleケータイ」。そんなHT-03Aを忘れないための記念、といえば聞こえはいいけど、実情は単に私がこのアプリを気に入っているからである。
(フリーでも機能別に似たようなものがあるけど、これだと1つで全部まかなえるから楽なのよ)
用意するのはrootedなSC-02Cと、adb shellを使える環境。
それから、HT-03Aからぶっこ抜いてきた、アプリの本体ファイル「DocomoCompass.apk」。
作業はこのファイルを /system/app に入れてやるだけである。
もちろん、コピー先はシステムディレクトなので、そのままでは書き込みできない。
そこでadb shellから魔法の一文。
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system
いや、ゴメんなさい。
魔法でも何でもない、見たまんまのコマンドです。おおげさ言ってスンません。
・・・でもこれが本当に魔法に見えた人は、悪いこと言わないから、rootで遊ぶのは止めた方がいい。
/system 以下の書き込みを可能にする、という事は、大事なファイルを消去したり破壊したりすることも出来るってこと。
訳も分からないままイヂりまくって良い領域じゃないし、生半可に手を入れれば確実に壊れる部分でもある。
やるなら本当に自己責任、だよ?
で、これが通ったらファイルのコピー。私は元ファイルをSDカードに入れたから、コマンドとしてはこんな感じ。
# cp /mnt/sdcard/external_sd/DocomoCompass.apk /system/app
# reboot
端末が再起動た後、インストール済みのアプリ一覧にアイコンが出ていれば無事成功。
元々はAndroid 1.5 や 1.6で動いていたアプリだけど、 2.3搭載のSC-02Cでも問題なく動く。
入っている機能は、方位磁石、水準器、星座早見盤、それから世界各国の有名スポットまでの方位と距離が分かるツール。
最後のヤツはともかく、前3っつには、それなりに実用性はある。当時、iPhone以外をほとんど知らなかった日本人ユーザーに、「Android端末ってこんなことも出来るんだよ!」とアピールことを目的に搭載されたんだろうな、きっと。
なお、知ってる人はとっくに知ってるだろうけど、今回と同じ方法で、フォントの変更とかもできる。
Windows用のものでも何でも、使いたいフォントファイルを用意して、それを「DroidSansJapanese.ttf」とかにリネームして、/system/fontsとかに入れてやればいい。
当然ながら、元のファイルを上書きしちゃうと戻せなくなるのでやる前には/system/fontsのバックアップ必須なのは言うまでもないけれど。
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