いや、お目当てのメインが軍用機である私にとっては、「航空科学館」に行ってきたというよりは、科学館の前に広がっている「三沢市大空ひろば」に行ってきた、というのが正しいだろうか?
三沢飛行場の敷地に隣接する大空ひろばは、ほぼ円形のスペースに多数の軍用機が屋外展示されている公園。米空軍機の爆音をBGMに、(もう飛ばないとはいえ)実際の軍用機に触れて回れる空間というのは、航空ショーを除いては、そうそう沢山あるものではない。

A型だから、最も初期型にあたるタイプだ。F-16シリーズは原型飛行が私の生まれ年と同じなので、度重なる改良を加えつつも、実に37年間も使い続けられていることになる。
ちなみにこの展示機、軍事機密を隠すためか、それとも外側だけのハリボテなのか、ご覧の通りキャノピーが不透明に塗りつぶされてしまっていた。
コクピットの様子を見てみたかったのに、ちょっと残念。

ツンと鋭く尖った、いかにも超音速機的なフォルムが印象的な名機だが、大空ひろばの展示機は時刻限定でコクピットに座ることができるようだ。右はその、コクピットの様子。
私も写真撮影後、息子と交代で座席に座らせてもらったのだが、よく耳にする「狭さ」は感じなかった。それより何より、全てが手の届く場所にキチンと収まっている機能性の方が印象的。あと、視界は思ったほどに広くはなかった。
で、こちらはそのマルヨンのおしり。
残念ながらエンジンは抜かれており、丸い空間の奥は板で塞がれてしまっていた。
でもまぁ、印象的なT字尾翼をたっぷり拝めたから、いっか。

写真はT-2と、T-2ブルー。
やっぱりブルーインパルスの機体は映えるねぇ!
屋外展示ゆえ、塗装に多少の劣化があったのは残念だけど、往年の勇姿を再び目の当たりに出来たのは嬉しい限り。ついついブルーインパルス熱を再発させてしまって、帰りに売店でT-2ブルーのレプリカキャップまで買ってしまった次第。


写真の下の方、フットペダルに刻まれた三菱マークが「国産機だぞ!」と自己主張しているようで面白い。
他、F-104では計器類の一部が省かれたり壊れたりしていたのだが、こちらは中に乗れない分、より多くのオリジナル部品が残っていて見応えがあった。
と、とりあえずここまで。
続きはまた後日に。
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